お箸

sustainability

材料と工程を見直し、排出するCO2を減らすこと。森のサイクルを整え、吸収できるCO2を増やすこと。産地の技術を受けつぎ、倫理的でしあわせなものづくりを続けること。hashi-cooはお箸のある食事を心から気持ちよくするために、あらゆる視点からできることを考え続けます。

–383,600 kg

これは、hashi-cooが1年間に減らすCO2量の目標です。

hashi-cooは、たとえ安価であっても、木材を輸入しない事にしました。輸入材に頼る場合、パプアニューギニアから福井県小浜市まで、輸送に必要なCO2量は35,000 kgにも及びます。一方、国内の杉材を使えば、里山から小浜市まで、輸送に必要なCO2量は1,500kgで済みます。その差は、33,500kg。96%も減らすことが出来ます。

更にhashi-cooは、成長を終えた樹齢40年以上の里山の木を間伐し、お箸を作ります。CO2を吸収しなくなった古木を間伐し、CO2吸収量の多い若木を育成することで、350,000kgのCO2が削減出来ます。

合わせると、-383,600kg。hashi-cooは2022年、383,600kgのCO2削減を目指します。未来の子供たちに、豊かな環境を残したい。私たちは、正しい作り方をすることで、CO2削減量を増やします。

木材
環境負荷の小さい木材選びn1

SGEC/PEFC*等の国際認証を受けた木材や身近な里山の間伐材を使用しています。乱伐採された安価な輸入木材を使用しないことで、輸送CO2排出を大幅に削減。世界で行われている経済優先の森林破壊を減らします。

*PEFC (Program for the Endorsement of Forest Certification Schemes)PEFC森林認証プログラム
各国の森林認証制度を相互に承認することを目的に1999年に設立されたプログラム。各国の政府が参加して策定した持続可能な森林管理のための政府間プロセスを各国共通の基準としています。hashi-cooは20XX年X月にPEFC/CoC認証を取得しました。 認証登録番号:
お箸に塗料を塗っている職人
自然の機能を生かした仕上げn2
お箸の手ざわりや機能性を高める「仕上げ」には天然由来の「蜜蝋(ミツロウ)」や、日本人の生活になじみ深い天然の機能素材「本漆(ほんうるし)」などを使用。漂白材や、成分のわからない塗料を使いません。
お箸を製作している職人
顔が見える距離のものづくりn3
伐採する人。運ぶ人。お箸をつくる人。お客さまの声を聞く人。できるだけ互いの顔が見える範囲で生産し、人にも自然にも無理なことはしません。適正な雇用や職人の技術向上など、400年の伝統工芸を守り継ぐ産地が一体となり、しあわせで持続可能なお箸づくりに挑戦しています。
お箸
材料を使いきるラインナップn4
自然の恵みを知恵と工夫で使い切る「一物全体」の精神にしたがい、できるだけ部材のロスを出さないよう、お箸の製造時に出た端材を箸置きなどの材料として活用していきます。
梱包されたお箸
環境インパクトの少ないパッケージn5
最終的にゴミになってしまうパッケージ。包装資材には製造工程でCO2削減に取り組む資材メーカーのものを採用しています。パッケージをコンパクトにすることで輸送時の容積を減らし、CO2の削減も目指します。
森
森に生まれ、森に還る捨て方n6
役目を終えたお箸は回収して粉々に砕き、堆肥として里山の森へ。回収をご希望の方は以下のダウンロードリンクよりお手続きいただけます。またone yearのみ、漆の塗り直しのメンテナス(有料)を承っています。
12 つくる責任 使う責任 13 機動変更に具体的な対策を 15 陸の豊かさを守ろう